Morgante / モルガンテ

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      ワイナリー情報

      モルガンテ社は、シチリア州南西部のアグリジェント県グロッテに位置する家族経営のワイナリーです。この地域は、古代ギリシャの神殿で知られるアグリジェントの南東約25kmに位置し、地中海性気候と昼夜の温度差が10〜15°Cと大きい、ブドウ栽培に理想的な環境を備えています。標高350mから550mに広がる丘陵地帯に点在する畑は、粘土質や石灰質の土壌を持ち、ネロ・ダーヴォラ種の栽培に最適です。

      1998年、モルガンテ社は初のヴィンテージをリリースし、その年の「ドン・アントニオ」がガンベロ・ロッソ誌で最高評価のトレ・ビッキエリを受賞しました。この成功の背景には、著名なエノロゴであるリカルド・コタレッラ氏の協力があり、彼の指導のもと、シチリアの土着品種であるネロ・ダーヴォラの可能性を最大限に引き出すワイン造りを行っています。

      現在、モルガンテ社は約50ヘクタールのブドウ畑を所有し、畑は最大で20km離れた場所にも点在しています。標高600mに位置する畑もあり、8月上旬から10月下旬までの長い収穫期間を活かし、異なる条件下で育ったブドウをブレンドすることで、品質の安定と多様性を実現しています。また、ビアンコ、ロザート、赤、そして「ドン・アントニオ」の順に収穫を行い、それぞれのワインの特性を最大限に引き出しています。

      モルガンテ社は、ネロ・ダーヴォラ種に特化したワイン造りを行っており、シチリアの伝統と革新を融合させた高品質なワインを世界中に提供しています。

      サスティナブル

      モルガンテ家は、持続可能性とオーガニックの理念を重視しながら、高品質なワイン造りに取り組んでいます。ボトルやパッケージなどの包装資材は、厳選した信頼できるサプライヤーから調達し、原材料の出所を明確にすることで、高い品質基準を確実に満たしています。また、環境への配慮を大切にし、持続可能な調達を心がけています。

      環境保護の重要性を深く認識し、未来の世代へより良い環境を残すため、資源の責任ある活用に努めています。排水の浄化や資材のリサイクルを徹底し、農場の一部を野生生物の保護区域として指定。さらに、オーガニック農法を取り入れ、化学肥料や農薬の使用を極力抑えています。

      また、人命を最も大切に考え、職場の安全対策にも万全を期しています。法規制を遵守し、従業員への適切な研修を実施することで、安全で働きやすい環境を提供しています。私たちはこれからも、環境と人に優しいワイン造りを追求し、持続可能な未来へと歩んでまいります。

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