Tre Monti / トレ・モンティ

Tre Monti / トレ・モンティ

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      ワイナリー情報

      セルジオ・ナヴァッキアと妻のテアが1960年代に設立。高密植での植樹や国際品種の導入など先進的な栽培で注目を浴び、息子のダヴィットとヴィットリオが変革をさらに加速。ボローニャからアドリア海へ向かうイモラとフォルリに60ヘクタールを所有。テロワールを実直に表現するため畑ではビオディナミの原理を取り入れながら有機栽培を実践し、人的介入をできる限り減らした自然な醸造を心がけています。

      イモラの畑は会社名にもなっているトレ・モンティ地区、海抜約100メートルの位置にあります。日照の良い南南東向き、土壌はきめの細かい粘土、シルト土壌で、サンジョヴェーゼ、アルバーナ、シャルドネなどを栽培しています。
      フォルリのペトリニョーネに所有する畑は海抜約150mの南向き斜面、粘土、砂質で小石が混ざった様々な特徴を持っています。こちらではサンジョヴェーゼ、トレッビアーノ、アルバーナを栽培しています。

      1980年よりフランチェスコ・スパニョッリ、ドナート・ラナーティなど著名なエノロゴとコラボレーションをしており、ワイン醸造の礎を創業者のヴィットリオとともに築いてきました。
      彼らの独自性を貫いたワインは徐々に評価を高め、1997年に初めてのトレビッキエーリを受賞。フラッグシップワインでもある「ヴィタルバ・アルバーナ・セッコ 2022」は、ワイン評価誌Gentleman(ワインガイド全6誌を取りまとめて総合評価を発表)にて、イタリア白ワインの7位に選出されています。

      サスティナブル

      当社では、長年にわたり「持続可能性」を大切にし、より良いワインを生産することを目標に取り組んでいます。これは、ワイン業界全体で共有すべき責任であり、それぞれの関係者が自らの役割の中で、環境への配慮を意識しながら行動することが求められます。持続可能性を実現するためには、「ゆりかごから墓場まで」という考え方をもとに、製品のライフサイクル全体を通じて環境負荷を低減することが重要です。
      具体的な取り組みとして、ブドウ園では水の使用を注意深く管理し、化学物質の使用をできる限り避けています。また、敷地内に生息する野生の動植物の保護にも努めています。
      ワイナリーでは、電力消費の監視を徹底し、自社のソーラーパネルシステムを活用して電力を賄っています。原料の仕入れについても、できる限り近隣のサプライヤーから調達することで、輸送に伴う環境負荷を軽減しています。さらに、配送時の二酸化炭素排出量を削減するため、車両を電気自動車へと切り替えるなど、物流システムの改善にも取り組んでいます。
      また、現在「V.I.V.A. 認証」の取得プロセスを進めており、今年中に初めてVIVA認証を受けたワインをお届けできる予定です。
      ワインの醸造においては、天然酵母と選別酵母の両方を使用し、ブドウの特徴や目指すワインのスタイルに応じた方法を採用しています。できるだけ濾過を少なくし、亜硫酸塩(SO₂)の使用も最小限に抑えることで、自然な味わいを大切にしています。