DOSIO VIGNETI / ドージオ・ヴィニェーティ

DOSIO VIGNETI / ドージオ・ヴィニェーティ

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      ワイナリー情報

      1974年に設立、2010年に現オーナーのマッシモ・ランチ氏が経営を受け継ぎました。
      畑はバローロ地区ラ・モッラに位置しています。11haの畑を有し、10haはカンティーナ周辺に、1haは少し離れたフォッサーティのエリアに位置しています。標高400m以上と同地区の中でも高く、暑い年でも他のバローロエリアよりも平均気温が低く、暑さの影響を受けにくいというテロワールの恩恵を得ています。
      ワイナリーからはクーネオからアルプス山脈までの素晴らしい景色を一望できます。
      エノロゴである、アンドレア・ファッチョの管理、指導の下、ネッビオーロ種、ドルチェット種、メルロー種やバルベラ種などを栽培し、高品質のぶどうからのみ偉大なワインは生まれるという理念に基づきぶどう畑での入念な作業を徹底しています。全ての品種は冬の剪定のほかにぶどうが色づく頃にも選定を行います。ネッビオーロ種では1本の木あたり6~7房になるよう収量を調整し高品質なぶどうを栽培しています。
      年間の生産量は55,000~65,000本です。1970~90年代のオールドヴィンテージや優良ヴィンテージも多数有しています。


      サスティナブル

      ドージオ・ヴィニェーティは、環境保護と持続可能な農業を重視し、ブドウ栽培からワイン生産まで自然と調和した取り組みを行っています。EUの農村開発計画に基づいた統合防除を導入し、最新のアグロメテオロジーステーションを活用して気象データや病害リスクを監視し、適切な対応を実施しています。
      また、生物多様性を守るため、除草剤を使用せず、緑肥作物の栽培や密植栽培を取り入れ、土壌の健康を維持しています。害虫管理にはフェロモンを利用した性的撹乱法を採用し、化学的な防除を最小限に抑えています。
      ワイナリーでは、剪定や収穫を手作業で行い、醸造過程の介入を減らすことで、テロワールの個性を引き出すワイン造りを実践しています。2022年の収穫からは統合生産品質システム(SQNPI)の認証を取得し、環境に優しい農業を推進しています。さらに、軽量ガラス瓶やサトウキビ由来のコルク、FSC認証のパッケージを採用し、資源の持続可能な利用にも貢献しています。
      こうした取り組みにより、ドージオ・ヴィニェーティは伝統と革新を融合させ、環境に配慮した高品質なワイン造りを続けています。