
SAN LEONARDO / サン・レオナルド
ワイナリー情報
テヌータ ・ サン ・ レオナルド社は 1724 年に、 グエリエーリ ・ ゴンザーガ伯爵家によって設立されました。
トレンティーノ南部のラガリーナ渓谷にあるアヴィオという街に 300ha の土地を所有しています。葡萄畑はそのうちの 25ha のみであり、 カルメネーレなど樹齢の古い畑は 19 世紀後半から栽培が続けられています。畑の多くは標高 150m-200m で、 土壌の特徴によって栽培する葡萄品種を分けています。また、 2015 年より全ての畑でビオロジック栽培を取り入れています。
現オーナーのアンセルモ ・ グエリエーリ ・ ゴンザーガの父カルロの時代にサン ・ レオナルド社は大きな飛躍を遂げます。 カルロはスイスで醸造学を学び、トスカーナやボルドーで醸造コンサルタントとして経験を積みました。
1972 年にワイナリーに戻り、 ワインの品質向上のためにトレンティーノ地方の伝統的な仕立てであったペルゴラからグイヨーへ転換を図りました。1984 年にジャコモ ・ タキスを醸造責任者に迎え現在の礎を築き、2000 年よりカルロ ・ フェリーニがその意志を引き継いでいます。
「我々が造るワインは、 この地の長い歴史と伝統を受け継いだ偉大なクラシックワインであり、エレガントで洗練された味わいと強い個性を持っている。このアイデンティティこそが最も重要だと考えています。」 とオーナーのアンセルモは語ります。
サン ・ レオナルド社が目指すものは 「唯一無二の個性を持ったワイン」 です。
サスティナブル
サン・レオナルド(San Leonardo)は、環境保護と持続可能な農業を重視し、2015年から有機農法への転換を開始し、2018年には世界生物多様性協会(World Biodiversity Association)から「Biodiversity Friend」の認証を取得しました。さらに、2024年には環境、経済、社会の各側面を評価する「Equalitas」認証を取得し、持続可能なワイナリーとして認められています。同社のエステートは、ヨーロッパアルプスの植物の43%、イタリアのラン種の半数以上(60種以上)、および既知の蝶の40%(2,085種)を含む豊かな生物多様性を誇る地域に位置しています。サン・レオナルドは、ブドウ畑やワイナリーの環境管理、エネルギーや水の消費管理、倫理的なビジネス運営、そして協力者や地域社会との調和の取れた関係を築くことに重点を置いています。